米子・松江 相続・遺言相談室 > 相続相談事例 > 【複雑な相続　米子市】亡くなった父親には実は離婚歴があり、その隠し子（異父兄弟）との相続をするケース

【複雑な相続　米子市】亡くなった父親には実は離婚歴があり、その隠し子（異父兄弟）との相続をするケース

状況

相談者Ａさんのお父様が亡くなられました。

Ａさんは一人っ子で、なおかつお母様もすでに亡くなられていましたので、相続人は自分だけだと思い込み、手続きを進めておりました。

しかし実はお父様には離婚歴があり、前妻との隠し子Ｂさんがいることが発覚したのです。

当然Ｂさんも相続人の一人になりますが、ＡさんとＢさんは面識がなく、また、トラブルは避けたいということで当事務所にご来所されました。

 

提案・お手伝い

当事務所がＢさんと連絡をとるための案内書を提案し、Ａさんから案内書をＢさん宛に郵送していただくことで、Ｂさんと連絡が取れ、状況をお伝えすることができました。

Ｂさんはお父様とはほとんど面識がなく、亡くなられたことも把握しておりませんでした。

 Ａさんの意向としては、法定相続分で財産を分けることを了解されてましたので、その内容にＢさんも了解されました。

 結果

特にＡさんとＢさんの間でトラブルになるようなこともなく、無事相続が完了いたしました。

また、Ａさんもトラブルになることなく相続手続が完了し、安心されてました。

 

このように私たち司法書士がメッセンジャー的な役割ではありますが間に入ることで穏便に相続を済ませることができることもありますので、何か相続人間で不都合がある方は是非当時所までご相談ください。

相続相談事例